2015年 10月 26日
【宣言】YUKARI
気持ち良く終われるはずだった。
ステージもフロアもみんながきっと。
でも。
許されないことがありました。
わたしが、ライブ終盤、フロアのみなさんにリフトされたとき。
お客さんの一人が、わたしの下半身を触りました。
あんなごちゃごちゃの中だし、わたしは飛び込んでいってるし、そりゃ、わーってなると思います。
みんな盛り上がってリフトしてくれて、わたしを支えてくれるのわかります。
でも。
その手は明らかに、露骨に、普通ではありませんでした。
とっさのことで、はねのけることができたのかできなかったのか、ほんとそんな感じでした。
痴漢行為で済まされないレベルの状態でした。
純粋に音楽が、ライブが大好きで集まって、楽しんでいるみんなの中に、そんな人がいるなんて。
NATURE DANGER GANGのユキちゃんを始め、お客さん含めて、たまにそういうことがあることを耳にはしていましたが、ここまで露骨なものとは思っていなかった。
(ごめんね、わかっていなくて。考えていなくて。申し訳なさでいっぱいです)
わたしはもう、いい年齢だし、ある程度切り替えられるけれど、やっぱりこれから警戒してしまうと思う。
丸一日経つけど、時間がたってもお風呂に入ってもその最悪な感触が消えません。
お客さんや、若い女の子たちに、こんな思いは絶対にさせたくないです。
(そして、盛り上がって楽しくダイブを支えてくれる男性のみなさんが女性に触れられない状況にもしたくない!)
わたしは、卑劣な行為をするヤツらへ宣戦布告します。
そういうヤツらの、ライブハウスやフェス、わたしが最も大事にしている空間への出入りを、断固、反対する。
絶対許さない。
絶対に。
わたしはまだ、具体的に何ができるかわかんないけど、考えたいと思います。
女の子たち。
怖い思いをしたら、すぐに回りに助けを求めてください。
声をあげられなかったら、そいつの顔だけでも、覚えて、こっそりでいいから、スタッフに後でいいから教えてください。
男性のみなさんも、おかしなことを見かけたら、助けてください。
怪しいなって思ったら、身体で壁になってくれるだけでもいいです。
助けを求められたら、全力で守ってあげてください。
ビクビクしながら、楽しい時間を共有なんてできないから。
そんなヤツらを、排除しよう。
まずは、この宣言がほんの少しの少しのでもいいから、抑止力になりますように。
by ni-hao2180
| 2015-10-26 01:01