2017年 10月 24日
STOP GROPINGその後 YUKARI
ボロフェスタ、Limited Express(has gone?)
メトロへ。
実はリハで入ったときからなんとなくいやな感触だったんだけど。
いい感じに酔っ払った、わちゃわちゃした感じのお客さんたちをステージ袖から見て、間も無くそこに上がるんだぞって思うと、こころがぬめってなった感じがして。
深呼吸してもぬめってなってて。
息苦しい。
2年前のこと、やっぱ忘れてなかったんですよ、わたし。
図太いわたしが。
もう何にも気にしていないはずが。
ステージからダイビングしたときに痴漢にあったやつです。
しつこくてすいません。
夏のメテオナイトで完結した感じがしてたし
もう表立ってなんか言及するのはやめたほうがいいかな、って考えたんですが、
でも。
やっぱり書いておかなきゃいけない気がしたので。
ステージ袖で、
もしも、また同じことがあったら、今度は犯人を捕まえることができるだろうかとシュミレーションしてみたりしている自分、でも、捕まえるのはやっぱむりじゃないかと思うとますます怖くなっていく。
今更ながら、なんでメトロはイヤだって言わなかったんだろうって思ったし、ボロフェスタの人たちはどうして何事もなかったかのように、確認もなくわたしにメトロに出演を決めてくるんだろう、とか、思った。
どこが前と違うから大丈夫だっていう話ももらってなくって。
また同じことが起こるんじゃないだろうかとまで思った。
(メトロでやるって決まったとき、一瞬ざわっとしたんだけど、わたし自身もそれをスルーしたんだし、ちゃんと言わなかったわたしが問題なんだよ、実際は。でもその時は思えなかった、ごめん)
誰も、わかってくんないんだな、もうなかったことになってるんだなって、すごく悲しくなった。
ひとことも声をかけてくれる人いなかったし(掛けにくい事なのかもしれないけれど)ひとりぼっちの気持ちだった。
いっそ、すぐに逃げられない演奏時間が来ればいいのに、なかなか時間がやってこなかった。
そしてようやく時間になる。
わたしはステージに立ちました。
わたしの場所を守るためにはわたしが戦わなきゃいけない。
DEATHRO、まこっちゃん、おのっちゃん、がないあもんとか、いるから大丈夫と思ったら、なんか泣きそうになって、ステージからマイクでちゃんと改めて話すことができたし、そしたらわたしは全然、怖くなくなった。
たくさんの人が求めてくれてる。
何よりもわたしが歌うことを求めてる。
それが全部でした!
にこにこ。
血だらけの天使がモッシュしてるフロア!
(それはそれで心配でハロウィンには早いぞ!と思ったけど!)
わたしはここを守るし、戦うよ!
わたしは、ライブする側だから、ステージに立ったら怖いものナシになれるんだけど(それでも長らくダイビングできずにいたくらい!)、見に来ている側ならばどうだろうか。
そう思うと、こころが苦しい。
何かあったら女の子!(男の子でもいい!どっちでもなくてもあってもいい!)演奏中でもわたしに言いに来て。
守る!!!
そしてわかったこと。
何年経ったから大丈夫ってない。
思ったこと。
だから、寄り添える人でありたい。
そして
イベント主催のひとたち。
なにか小さいきっかけでやっぱり思い出して怖くなることもあります。
そんな人のことを、忘れないでくださいね!
by ni-hao2180
| 2017-10-24 09:06