2020年 10月 08日
新型コロナウイルス感染について YUKARI
今回わたし自身、コロナ感染しました。
ウイルスの動きは目に見えませんが、わたしがうつしてしまったと推測される状況があり、申し訳なさがいっぱいで、ずっとたまらない気持ちでした。
症状が出た人、陽性反応が出た人はもちろん、陰性だった人も含め、その家族や周りの人への心配、その人たちの仕事関係から経済的なこと。
音楽界隈だけみても、キャンセルになったライブがいくつもあったと思います。
あのときああしていれば、こうしていればと考え続けていました。
コロナ禍でライブハウスが危機的状況となり、それを絶やすわけにいかないという思いでずっとライブをやってきました。
でも、それが逆の動きになってしまった。
しかも、わたしの親友が遺した最も大切に思っている場所で。
もうライブはやるべきではないのではないかと何回も思いました。
だけど、ウイルスは簡単にいなくならない。
ライブハウスが営業をする限り感染者がいるという状況はいつでもありうる。ライブハウスはなくなってほしくない。ここでわたしがライブをやめることは、なんの反省にもなっていないし、答えにもならない。やっぱりわたしはライブをやりたい、やれる場所を維持していきたい、という結論に辿り着きました。
今回の原因は感染予防対策への気の緩みにありました。
それはもう間違いなくて、具体的策さえひとつづつきちんとしていれば、かなり食い止めることができたと思っています。
これからも、音楽を続けていくために。
とにかく感染予防対策を怠らず、この経験を元に積極的に進んでいきたいと思います。
コロナの症状、感染後の経過などの不安や、どういった環境がライブハウスで危険と思われるかなど、わたしの経験の範囲でお伝えすることもできると思います。
あと、今回はわたしたちの感染対策の甘さが大きな要因でしたが、どれだけしっかりしていても感染することがあります。
そのときに、感染源となった人や場所が責められたり、責任を負うようなことがありませんようにと思います。
これは、自分たちの逃げではなく、これからどこでも起こり得ることへの素直な気持ちです。
なんとか、音楽が、ライブが止まることがありませんように。